『11月20日開催シンポジウム』登壇者紹介EX 株式会社ベストサポート

11月20日開催のシンポジウムVol.3の登壇者をご紹介します。

 今回のシンポジウムのテーマは市町村でできるアフターケア。アフターケアは特定の機関や団体だけで行うのではなく地域のみんなで行っていくものです。では、私たちの市町村にはアフターケアの担い手としてどのような機関や団体があるでしょうか。今回は千葉市を題材として実際にアフターケアに携わる様々な機関や団体の方々に登壇していただき、日頃のアフターケアとしての関わりや想いをリレートークしていただきます。

 今回のシンポジウムは千葉市内で新たにアフターケア事業を始められた『株式会社ベストサポート』さんとの共催となります。ベストサポートさんはもともと千葉市内で長年、地域に密着して重度知的障害児・者の支援施設を運営してきました。この度、私たちと同様に休眠預金活用事業として新たにアフターケア事業を始めることになりました。障害者支援で培った知見を活かしたアフターケア事業との新たなつながりができることを私たちとしてもとても心強く思っています。シンポジウム当日は、ベストサポートさんのアフターケア事業についての事業説明も行います。

以下、ベストサポート代表の竹嶋さんからのメッセージです。

 こんにちは。JR都賀駅付近で、重度知的障害児・者の支援施設を運営しております、ベストサポートの竹嶋です。

 当法人では、支援はもちろんではありますが、もう一つ大切にしていることがあります。それは、地域住民との「FACE to FACE」の関係性です。「あのおばちゃんは、どこそこの誰である」、ここまでの関係性を我々は「地域」と呼びます。

 また、東口には駄菓子屋さんがあり、重い障害のある方が運営しております。100円玉を握りしめ、目をキラキラさせてお店にやってくる地域の子ども。そんな子どもの相手を障害のある方々がしています。こうした光景が、「地域共生」の4文字を浮かび上がらせます。

 我々は、8月に社会的養護下の若者のアフターケア事業を受託しました。きっかけは事業所に通ってくる子どもと、当法人に所属していた3人の職員が社会的養護下で育ったこと。障害者支援で培った対人援助職としての蓄積と地域住民の力を掛け合わせ、社会的養護下の子ども・若者支援の諸先輩のお力をお借りしながら、「みんなが笑って暮らせる町」をこれからも作って参ります!

※アフターケア事業(TERAKOYA)は、①居場所②シェルター③就労支援プログラム(アセスメント、座学、企業見学、インターン、マッチング等)

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アフターケアネットワークちば子ども若者